どれだけ多くのことに気が付けるか
人生は、どれだけ多くのことに気が付けるかという旅
というのがある
これは
人間が起こす災害
たとえば
交通事故や医療ミス
そういう
大きな災害が
1件起きた時
その前には
29件の軽微な事故があり
さらにその前には
事故寸前の案件が
300件ある
というもの
この法則は
労働災害についてのものだけれど
自分の日常におこる
ささいな出来事にも
この法則が当てはまるのではないか
と思う
ほんとうは
大きな何かが起こる前に
小さなサインが
たくさんあるのかもしれない
それを
どれだけ察知できるか
小さなサインを見逃して
見逃して見逃して見逃していると
やがて大きな何かに発展してしまう
気が付くまで
小さな事故が
起こり続けてしまう
大きな出来事は
今
急に起きることはなくて
気付かないうちに
積み重ねられた
たくさんの原因によって
起きている
人生は
どれだけ多くのことに
気付けるか
という旅
大きな出来事が起こる前に
察知し回避できれば
人生を平穏に過ごせるだろう
それはとても
素晴らしい
しかし
大きな何かが起こらないと
気が付けない
というのが人間というもの
その時に気が付くことができたなら
その人にはそれが
必要だったということ
嫌な事や良くないことが
起きる時は
その先にある大きなことへの
サインかもしれない
そのサインに気が付けば
同じことは起こらなくなる