思い通りにならないということ
思い通りにならないということ
人生には
思い通りにならないことが
たくさんある
そのたびに
裏切られたと怒りが込み上げたり
落胆して悲しんだり
それはとても辛く
苦しい時間
でも
ふと思う
裏切られる
落胆する
思い通りにいかない
というのは
期待したり
信用したり
未来を思い描いたり
という前提があって
はじめて成り立つもの
それならば
期待したり
信用したり
未来を思い描いたりしなければ
裏切られることも
落胆することも
思い通りにならないと
心をすり減らすことも
無い
ということになる
期待をしたり
信用したり
未来を思い描いたりすることが
悪いということではない
期待をしたりされたりすることで
予想以上の力が発揮できるかもしれない
信用することで
関係を深めることができるかもしれない
未来を思い描くことで
それを現実に引き寄せることが
できるかもしれない
その感情や思考を
どう使うかで
結果もまた変わってくるものだと思う
けれど
もし
思い通りにならないことや
辛く苦しい感情に
振り回されて
心が折れそうならば
そもそもの前提を
変える
つまりは
期待し過ぎたり
信用し過ぎたり
未来を思い描くことを
やめてみる
ということを
してみてもいい
「思い」が無いのだから
「思い通りにならない」ということは
起こり得ない
「思い通りにならない」
という現象は
結局のところ
自分自身が作り出しているということに
他ならない