人生がうまくいかないとき
人生がうまくいかないとき
たとえるなら
この世は病院で
わたしたちは病人
この世界に
入院しているようなもの
自分に起こる出来事や
見聞きするものは
治療薬
その事柄から
何を感じ
その感情をどう癒すか
それだけのために
様々なことが
起きている
起きていることから
心を背けていると
いつまでも同じことが
起こり続ける
人生がうまくいかない
思い通りに進んでいかない
なぜ自分だけが
こんなにつらいのか
なぜ同じことが
何度も起きるのか
それは
せっかく差し出されている薬を
ずっと受け取らないから
起きることに
「意味」はない
ただそれを
自分がどう感じているか
それを
「感じきる」こと
そして
自分が癒すべき部分はどこなのか
それに
「気づく」こと
それが
人生を好転させていく方法
誰もが患者であり
また
誰もが誰かにとっての
医者であり薬
そうやって
お互いに
自分の抱えているものを
癒しあっている
自分に起こる事柄から
自分の中にある問題に気付き
そこから生まれる感情を受けとめる
人生は
それの繰り返し
自分の中にある「膿」を
少しでも出す
そのための
人生